Dashboardに表示される回線状態はどういう基準で判定されていますか。

概要

Dashboard上には、”回線状態”として下記のステータスが表示されます。
これらのステータスは下記の仕組みにより、判定されています。

  • Excellent 良い
  • Good 普通
  • Warning 対策が必要
  • Emergency 至急設定の見直しが必要
  • Dead 根本的な設定の見直しが必要
  • ・・・ オフラインまたは応答無し

仕組み

LiveShell は配信が開始されると、配信データを配信先のサービスへ送信します。
しかし、時にはネットワークの不調や配信先サービス側の問題により、データを送信できない場合があります。
データを送信できなかったとき、LiveShellは本体内部の保存領域に送信できなかったデータをある程度の量まで保存します。

保存されたデータは、ネットワークの不調が回復するなど送信が可能になれば送信が再開される一方で、保存したデータが一定量を超えると保存したデータを順次廃棄します。

Dashboard上に表示される回線状態は、上記で説明した送信できずLiveShell 本体内に保存されたデータの量を基準に算定されています。
データを廃棄を始めるデータ量を256分の1した値を1単位として

  • 32単位以下 = Excellent
  • 33単位 – 64単位 = Good
  • 64単位 – 128単位 = Warning
  • 128単位 – 192単位 Emergency
  • 192単位以上 = Dead
として判定しています。

注意

  • Dashboardで表示される回線状態は、LiveShell が接続しているネットワークの回線の状態と同一ではありません。
    上記のような仕組みで判定されておりますので、どんなにLiveShellが接続しているネットワークの回線状態が良好でも、配信先サービスがダウンしている場合やLiveShell から配信先サービスまでの経路のどこかが混雑している場合には回線状態が悪く判定される場合があります。