TinyConの概要
TinyConを用いることでブラウザからLiveShell Xの設定を変更したり、電源オフや再起動することができます。
Dashboardはローカルモードでは使用できませんが、TinyConは通常モードとローカルモードのどちらでも使用することができます。Dashboardと併用することでLiveShell Xをより柔軟に操作可能です。
*TinyCon の利用にはRev.1037 以上のファームウェアが必要となります。
Rev.1037より前のファームウェアをご利用の場合にはファームウェアのアップデートを行ってください。
TinyConの使用を開始する
- 本体の電源を入れ、オフラインにします
- 本体右上のボタンから「設定」>「TinyCon」>「TinyConを有効化」>「はい」を選択します
- 本体をオンラインにします(ローカルモードでご利用いただくことも可能です)
- LiveShell XのIPアドレスを確認し、「http://(IPアドレス):11250」にアクセスします
- Basic認証が有効な場合、ユーザ名は「LSXTC」、パスワードは設定した6桁の数字(デフォルトは「000000」)になります
TinyConを有効化している状態で使用する
- 本体をオンラインにします(ローカルモードでご利用いただくことも可能です)
- LiveShell XのIPアドレスを確認し、「http://(IPアドレス):11250」にアクセスします
- Basic認証が有効な場合、ユーザ名は「LSXTC」、パスワードは設定した6桁の数字(デフォルトは「000000」)になります
TinyConの使用を中止する
- 本体の電源を入れ、オフラインにします
- 本体右上のボタンから「設定」>「TinyCon」>「TinyConを有効化」>「いいえ」を選択します
TinyConのオプション設定
- 「認証を有効化」・・・TinyConへのアクセス時にBasic認証をかけることができます
- 「パスワードを確認」・・・現在のBasic認証のパスワードを確認できます
- 「パスワードを変更」・・・ランダムに生成される6桁の数字、もしくは「000000」のどちらかを選択できます
TinyConの設定項目
Audio
- Mixer
- Master: マスターボリューム
- HDMI: HDMIボリューム
- LINE: LINE-INボリューム
- Channel(#0 / #1)
- Bitrate: 音声ビットレート
- Channel: チャンネル数
Video
- Basic(#0 / #1 / #2 / #3)
- State: 現在の配信状態
- Error: エラー
- Bitrate: 現在のビットレート
- Framerate: 現在のフレームレート
- Queued frames: 現在の配信キュー長さ
- Mute: ミュートのON/OFF
- Audio stream: オーディオストリーム
- Video mute: 映像表示のON/OFF
- Video delay: AV同期調整
- Auto control(除く#3): 自動制御
- Quality(#0 / #1 / #2 / #3)
- Preset: プリセット
- Video bitrate: 映像ビットレート
- Height: 縦解像度
- Framerate: フレームレート
- IDR frame interval: IDRフレーム間隔
- H.264 profile: プロファイル
- H.265 for RTSP|UDP|REC: ビデオコーデック(DisabelでH.264、EnableでH.265)
- VFR: レート制御モード(Disabelで画質可変、Enableでフレームレート可変)
- Min bitrate: 最小ビットレート
- Queue length: 配信キュー長さ
- Aspect|Crop(#1 / #2 / #3)
- Preset: プリセット
- Overscan ratio: オーバースキャン率
- Manual aspect ratio: 手動アスペクト
- Manual crop (x,y,w,h): 手動クロップ
- Ustream(#0 / #1 / #2)
- Record: 録画設定
- Recording: 録画状態
- Viewer: 視聴者数
- Total viewer: 累計視聴者数
- Target(#3)
- Cast mode: ユニキャスト/ マルチキャスト
Misc
- Misc
- Screen saver time: スクリーンセーバーまでの時間
- LED brightness: LED明るさ
- Offline-REC container: 録画コンテナ
- Key lock: キーロック
- Status
- HDMI video mode: HDMIビデオ入力
- HDMI SPD: HDMI Source Product Description
- microSD free area: microSDカード録画可能領域
- Device ID: デバイスID
- Battery: バッテリー充電状態
- Sub
- Sub (x,y,z,URL): テロップ画像(x, yは左上を原点とした表示位置、zは0を指定、URLは「http://~」)
- Video mute image (URL): 一時停止画像(URLは「http://~」)
Targets(ローカルモード時のみ)
- Channel(#0 /#1 /#2)
- service
- null: 配信設定なし
- rtmp: その他の配信サービス
- type
- url
- stream
- agent
- username
- password
- onetime
- rtsp: RTSPサーバモード
- type
- mcast
- port
- file rec.: 録画
- type
- format
- udp: MPEG-TS/UDP
- type
- address
- port
- ttl
- service
Export | Import
- Status
- Export : 配信先を除く各種設定の設定ファイルを書き出します。
- Import : 配信先を除く各種設定の設定ファイルを読み込み設定を反映します。
- Targets
- Export : 配信先の設定ファイルを書き出します。
- Import : 配信先の設定ファイルを読み込み反映します。
Power
- Offline
- Power off
- Reboot
注意事項
- RTMPサーバーへの配信では、RTMPS等のRTMP以外のURLは入力することができません。