LiveShell X

Dashboardの操作

LiveShell シリーズでは、機器本体を直接操作することなく、リモート配信制御用の専用 Web サイト「Dashboard」から配信の開始/停止や、ビットレートやフレームレートなどの配信パラメーターの調整をリアルタイムに行うことが可能です。新規にユーザーを作成する方法については こちら を参照してください。

Dashboard の画面構成

  1. ネットワーク種別、ファームウェアバージョン、配信タイトル
  2. #0~#2の配信先、配信先変更ボタン(歯車アイコン)
  3. 全チャンネル配信開始・停止
  4. 本体設定情報表示、本体操作
  5. 配信プレビュー
  6. ストリーミング品質情報表示、視聴者数(Ustreamのみ)
  7. ログアウト
  8. 各種設定(配信先、デバイス名、ネットワーク、ユーザ設定)
  9. 選択中のデバイスID
  10. カスタム設定ソーシャルストリーム(ソーシャルストリームは Ustream のみ)
  11. メイン操作
  12. 配信開始・停止、一時停止・配信再開、録画開始・停止(録画はUstream のみ)
  13. ローカルモード設定
  14. 言語設定
  15. 表示モード

なお、操作可能なメニュー以外に表示されている各種情報・ステータスの意味については こちら を参照してください。

チャンネル切り替え

#0 / #1 / #2の表示を切り替えます。

各タブの歯車アイコンから配信先を変更可能です。

全チャンネル配信操作

各チャンネルの配信開始・停止を一括で操作することが可能です。

  • Start All: 全チャンネルの配信を開始します
  • Stop All: 全チャンネルの配信を停止します

本体操作設定

チェックを入れると即時有効になります。

dashboard_main_250_check01

  • ミュート:配信音声をミュートします。映像はそのまま配信されます。
  • 映像なし:配信映像をミュートします。音声はそのまま配信されます。
  • 本体操作ロック:本体のボタン操作を無効にします。

ダッシュボードからログアウト


Dashboardからログアウトします。

各種設定(配信先、デバイス名、ネットワーク、ユーザ設定)


各種設定を行います。詳細については「配信先の変更・各種設定」を参照してください。
Dashboardで配信設定が可能なサービス、サーバーは以下の通りです。

  • Ustream
  • ニコニコ生放送
  • YouTube Live(イベント配信)
  • Twitch
  • ツイキャス
  • SHOWROOM
  • Facebook Live
  • その他の RTMP 対応サーバー(*)
  • RTSP サーバー
  • 録画
  • MPEG-TS/UDP
  • 配信設定なし

*YouTube Live 今すぐ配信(β版機能)はその他RTMPサーバー機能で動作します

カスタム設定

Basicタブでは、通信帯域ごとに、プリセットされたパラメータを選択することができましたが、より細かな設定を行うために、Dashboardメイン操作エリア上の[CUSTOM]ボタンからカスタム設定を開いて、個々の配信パラメーターを個別に調整することが可能です。以下の項目が設定できます。

ub250_main_custom

1. AUDIO MIX

  • マスターボリューム
    設定値 0 (OFF) ~ 52 (+0.0dB) ~ 64 (+18.0dB)
    マスターボリュームの設定を行います。
  • LINE-INボリューム
    設定値 0 (OFF) ~ 32 (+0.0dB) ~ 40 (+12.0dB)
    LINE-INボリュームの設定を行います。
  • HDMIボリューム
    設定値 0 (OFF) ~ 52 (+0.0dB) ~ 64 (+18.0dB)
    HDMIボリュームの設定を行います。
  • AV 同期調節
    設定値 0ms -1023ms
    アナログ音声とHDMI映像の音声の同期を調整します。
  • オーディオストリーム
    設定値 0 / 1
    利用するオーディオストリームの番号を選択します。

2. オーディオストリーム

オーディオストリームを変更した際には、変更後にLiveShell X本体を一度オフラインにしてから、再度オンラインにしてください。
オンラインの状態では変更が反映されません。

  • チャンネル
    設定値 ステレオ/モノラル
    配信時の音声をステレオ、またはモノラルに設定します。
  • (音声)ビットレート
    設定値 16kbps – 255kbps
    配信時の音声のビットレートを設定します。

3. VIDEO SETTING

  • アスペクト比
    設定値 自動認識 / 4:3 / 16:9 / 4:3-サイドカット / 16:9-レターボックス / 手動アスペクト/クロップ
    画面のアスペクト比の設定を行います。なお、#0ではAspectの設定は行うことができません。

4. VIDEO QUALITY

  • 平均ビットレート
    設定値 32kbps – 20000kbps
    配信映像の平均ビットレートを設定します。
  • フレームレート
    設定値(#0) 1fps – 60fps
    設定値(#0以外) 1fps – 30fps
    配信映像のフレームレートを設定します。
  • キーフレーム間隔
    設定値 0frame – 300frame
    配信映像のキーフレーム(iフレーム)の挿入間隔を設定します。標準ではフレームレート設定値の3倍フレーム(3秒)になるように設定されます。
  • レート制御
    設定値 画質可変 / フレームレート可変
    配信に必要な通信帯域が不足している場合に、画質を変更、またはフレームレートを変更して調整するかを選択します。
  • 配信キューの長さ
    設定値:0 – 4000
    配信映像を一時的にバッファする待機領域の大きさ(長さ)を設定します。
  • ビデオコーデック
    ビデオコーデックを変更する際には、配信を停止してください。
    配信中は変更が反映されません。
    設定値 H.264 / H.265
    配信映像のコーデックを設定します。H.265は配信先が録画またはRTSPの時のみ設定可能です。
  • H.264プロファイル
    H.264プロファイルを変更する際には、配信を停止してください。
    配信中は変更が反映されません。
    設定値 Baseline / Main / High
    配信映像のH.264コーデックのプロファイルを設定します。コーデックがH.265のとき、プロファイルはMainのみとなります。
  • 縦解像度(除く#0)
    設定値 240px / 360px / 480px / 720px / 1080px
    配信映像の縦解像度を設定します。

ソーシャルストリーム

Ustreamのみの機能です。Ustreamでソーシャルメディアからのコメントなどを表示するソーシャルストリームウィンドウを開きます。

メイン操作

メイン操作エリアでは、配信品質に関連する様々なパラメータを設定したり、テロップ機能、追従設定を操作することが可能です。

Basic タブ

Basic タブでは、ご利用の通信回線帯域に合わせてプリセットされた推奨値が選択できるようになっており、細かな調整を自分で行うことなく、配信が可能となる基本設定を行います。以下の項目が設定可能です。

  1. 回線種別
    配信サービス毎に、利用するインターネット帯域に合わせたプリセット設定値を選択することが可能です。後述する「カスタム設定」にて設定を変更すると、一度カスタム設定を破棄するまで、この項目は利用できなくなります。
  2. 映像モード
    「画質優先」が標準です、スポーツなど動きが重要な配信のときのみ「動き優先」を選んでください やや画質は荒くなりますが、動きがなめらかな映像となります
  3. MONITOR URL
    RTSP対応プレイヤーから配信中の映像を確認するためのURLです。RTSPサーバモードで配信をしていない場合でも利用ができます。

Volume タブ

音量を調整します。

  • マスターボリューム
    設定値 0 (OFF) ~ 52 (+0.0dB) ~ 64 (+18.0dB)
    基本となるボリュームです。
  • LINE-INボリューム
    設定値 0 (OFF) ~ 32 (+0.0dB) ~ 40 (+12.0dB)
    LINE-INに入力された音声のボリュームを設定できます。
  • HDMIボリューム
    設定値 0 (OFF) ~ 52 (+0.0dB) ~ 64 (+18.0dB)
    HDMIに入力された音声のボリュームを設定できます。

Aspect タブ

画面のアスペクト比の設定を行います。
なお、#0ではAspectの設定は行うことができません。

アスペクト比の設定手順
  1. アスペクト比 を [手動アスペクト/クロップ] にします。
  2. [変更] ボタンを押します。
    ub20x_cap_dashboard_mainview08
  3. プレビュー画面内の青色の矢印をドラッグしてグレーの配信エリアを調整したり、プリセットの選択肢からあらかじめ設定されたアスペクト比を選択します。
    ub20x_cap_dashboard_mainview09
  4. [アスペクト比を維持する] のチェックを外すとプレビュー画面上で縦横を独立して配信エリアを調整したり、左上の座標をX位置、Y位置で設定して、幅と高さを数値で入力して調整する ことが可能です。なお、幅と高さの表記は、実際の出力解像度と連携せずに、縦解像度720ピクセルを基準とした比率で表示されますのでご注意ください。
  5. 配信エリアが決まりましたら、[クロップ] ボタンを押して、クロップを有効にします。
    ub20x_cap_dashboard_mainview10

Telop タブ

配信中の映像にこのタブで設定したテキスト、あるいは任意の画像ファイルをテロップとして配信映像に合成することが可能です。透過画像にも対応しております。また、一時停止をした時に表示する静止画像を設定することができます。
テロップはすべてのチャンネルでお使いいただけます。

テキストテロップの設定方法

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  1. 「Telop」タブ下の [文字列] ボタンを押します。
  2. テロップ文字列の欄に合成したいテキストを入力します。文字数は100文字までです。
  3. フォントサイズ、書体、テキスト色、背景色を選択し、中央に position と書かれた位置選択ウィンドウ内の濃いグレーの長方形をクリックすると、規定の位置にテロップがプレビューされます。プレビューウィンドウ側のテキストを ドラッグして表示位置を微調整することも可能です。
    ub20x_cap_dashboard_mainview13
  4. [保存] ボタンを押すと、手順3にて設定した情報を画像ファイルとして保存し、あとから呼び出して任意のタイミングで合成することができます。[送信] ボタンを押すと、同様に画像として保存し、ただちに合成します。
画像テロップの設定方法

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  1. 「Telop」タブ下の [画像] ボタンを押します。
  2. [ファイルを選択] ボタンを押して任意の画像ファイルを選択し、アップロードするか、すでにアップロードされた、あるいはテキストテロップとして保存した画像を選択します。 なお新しく登録したものから4枚ずつ画像が表示され、画像下の “次へ” と “前へ” で画像を切り替えることが可能です。
  3. 各画像の左上の☆をクリックしてスターを付加し、[★スター付きのみ表示] ボタンを押すと、スターを付加した画像のみ表示することが可能です。[配信中のテロップを削除] ボタンを押すと、現在合成されているテロップを削除します。
  4. 画像をクリックすると表示位置選択画面に切替りますので、位置を設定して、[保存] を押して保存する、または [送信] を押して合成します。
    ub20x_cap_dashboard_mainview15
    [キャンセル] を押すと前の画面にもどり、[この画像を Dashboard から削除] ボタンを押すと、当該画像を削除します。画像削除は即実行されますのでご注意ください。
一時停止画像の設定方法

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  1. 「Telop」タブ下の [一時停止画像] ボタンを押します。
  2. [ファイルを選択] ボタンを押して任意の画像ファイルを選択し、画像をアップロードします。なお新しく登録したものから4枚ずつ画像が表示され、画像下の “次へ” と “前へ” で画像を切り替えることが可能です。
  3. 各画像の左上の☆をクリックしてスターを付加し、[★スター付きのみ表示] ボタンを押すと、スターを付加した画像のみ表示することが可能です。
  4. 画像をクリックすると送信確認画面に切替りますので、一時停止画像を設定する場合には [送信] ボタンを押します。[この画像を Dashboard から削除] ボタンを押すと、当該画像を削除します。画像削除は即実行されますのでご注意ください。
  5. 画像を送信すると、[一時停止画像OFF] のボタンが表示されます。このボタンを押すと、一時停止画像を表示させない状態になります。

Auto タブ

他チャンネルへの追従設定を行います。

  • 自動制御なし: 自動制御機能をオフにします
  • チャンネル#Xに追従: 配信開始・停止、一時停止・配信再開等、設定したXチャンネルと同じ動作をします
  • 自動スタート: オンラインになると自動で配信を開始します

配信開始・停止、一時停止・配信再開、録画開始・停止

配信開始・停止、一時停止、録画開始・停止の操作を行います。なお録画開始・停止の機能は Ustream でライブ配信を行う場合の機能となり、録画データはUstreamのWeb サイト内で管理されます。
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  1. 配信開始・停止
  2. 一時停止・配信再開
  3. 録画開始・停止(Ustreamのみ)

言語設定

Dashboard の表示言語を変更します。

表示言語設定:日本語、英語

表示モード

Dashboard の表示モードを変更します。

表示モード設定:PC、モバイル