LiveShell 2

5-7. RTSPサーバの配信設定

RTSP サーバーの配信設定

  1. Dashboard メイン画面右上の設定ボタンをクリックし、配信設定の画面を開きます。
  2. 配信先サービスから [RTSPサーバー]を選択します。
    ub20x_cap_rtsp_dashboard01
  3.  

  4. RTSP 通信で使用するポート番号(デフォルト設定:554) を変更する場合は変更ボタンをクリックして設定したいポート番号を入力し、[決定] ボタンを押します。[配信先に設定する]ボタンをクリックしてから設定ウィンドウを閉じます。
  5. [配信開始] ボタンをクリックして、しばらくするとDashboard に [rtsp://] から始まるRTSPサーバーアドレスが表示されます。RTSPプレーヤーから前述のアドレスにアクセスすると、配信を開始します。プレーヤーからのアクセスがあるまでは、LiveShell2 は配信データを送信せずに待機します。
    ub20x_cap_rtsp_dashboard02
    ub20x_cap_rtsp_dashboard03

動作確認済の RTSP プレーヤー

  • RTSP に対応した専用のプレーヤーが必要となります。下記は動作を保証するものではありませんが、弊社にて動作が確認できたアプリケーションの一例です。
    • Windows、 Mac、 Linux : VLC
    • iOS端末 : GoodPlayer、 Live Media Player
    • Android端末 : MX動画プレーヤー

RTSPサーバー利用上の制限事項

  • Dashboardでは RTSP サーバからの映像を確認することはできません。
  • クライアントの同時最大接続数は3までとなっています。4台以上も接続可能ですが、帯域不足等の影響で映像が崩れたり、音声が途切れることがあります。

WIRECAST PROでの利用

LiveShell2 のRTSPサーバ機能は、映像のみですが、ASIX M1104互換の動作を行うモードを搭載しています。LiveShell2がRTSPサーバー待ち受け状態になっていれば、Wirecast PROのIPカメラソースとして、M1104を機種として指定したうえで、LiveShell2 のIPアドレスを指定すると認識されます。 IPアドレスは、上述のDashboardに表示されている RTSP URLからIPアドレス部分だけを抜き取って利用してください。
詳細については、Tech blogのエントリも参考にしてください。